2012年版間違いだらけのクルマ選び

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復活第2弾!
大人気となった『2011年版』に続く最新号が早くも登場!
今度は、読者待望の車種別採点簿復活/特集3本立てで内容充実! 

徳大寺有恒・島下泰久【著】(穂積和夫・イラストレーション)

46判/並製/256頁/定価1,470円/2011年12月

次々と面白いクルマが登場し始め、「クルマがつまらない」という時代がもうすぐ終わるかもしれない! 
 『間違いだらけ』は、2012年がクルマ界大転換の年になり、日本車が再び黄金期を迎えるかもしれないと大予想、その重要なきっかけとなるべき「東京モーターショー」を特集として取り上げました。そのほか、日本市場で大人気の「ハイブリッドカー」はほんとうに正解なのか、また逆に日本市場で絶滅の危機にある「中型セダン・ワゴン」は決定的に外国勢に劣っているのかどうかも特集で検証。3大特集として展開します。
 また、読者から要望の多かった「車種別採点簿」を復活させ収録。一目でクルマの特徴・優劣がわかる辛口採点にご注目ください。

●2012年版の指摘
実は、ドイツ車の方が「ガラパゴス」ではないか?
2012年、国産新型車に期待。豊穣の年の予感がする
困難の中でトヨタは変身しようとしている
中古のお買い得グルマを探すのも面白い

●3大特集で「いま、何を買うべきか」が見えてくる!
第1特集 ハイブリッドカー――ほんとうにハイブリッドカーが正解なのか?
第2特集 中型セダン・ワゴン――このクラス、決定的に外国勢に負けているのか?
第3特集 東京モーターショー――クルマ激変期への各社の備えが、出展車にあらわれる

2012年1月10日 (火)

日本の防衛 10の怪

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藤井非三四(ふじい・ひさし)=著

四六判上製 二五六頁 定価一八九〇円 二〇一二年一月


〇「地理・戦史・国力」の観点から喫緊の問題を検証
 じっさいに軍事力を行使することと、軍事について論じることは別な事柄であるにもかかわらず、戦後六十七年のあいだ、軍事について語ることじたいをタブー視する空気が醸成され、国防や安全保障を論じるための共通認識が失われてしまった感があります。
 非武装中立論から核武装論まで、日本の安全保障や国防をめぐる近年の議論が、互いに相容れない主張のぶつけあいとなり、だいたいが不毛な論争に終わってしまうのは、論者のあいだで、軍事に関する〝下敷きと物差し〟、すなわち「地理・戦史・国力」という、数字で明快に示されるスタンダードが共有されていないためではないか――。これが著者の藤井氏の持論です。本書は、四十年以上にわたり軍事史を専門としてきた藤井氏が、日本の防衛について喫緊の問題十項目を俎上にのせ、「地理・戦史・国力」の観点から、何がどう問題なのかを検証、もっとも合理的な解決策を示したものです。
 北東アジア情勢がいっそう不安定化する一方、オバマ米大統領が新たな国防方針を打ち出すなど、経済のみならず安全保障面でも大転換期を迎えたいま、日本の国防のあり方を考えるうえでは、じつにタイムリーな一冊といえます。

〇「憲法九条」とのつじつま合わせがもたらす歪み
 本書で取り上げている問題は以下の十項目です。
「専守防衛」「島嶼防衛」「核武装と抑止力」「集団的自衛権」「防衛大綱」「動的防衛力」「戦力の算定」「統合運用と連合作戦」「自衛隊の重装備カット」「自衛隊の人件費削減」。
 たとえば日本の国是ともいうべき「専守防衛」ですが、これは「専守防御」(ある一定の地域を固守する防御の意。そこを奪われたら逆襲して奪回ははかるものの、それ以上の積極的な攻撃には転じない)という戦術用語を意識した造語であろうと藤井氏はいい、「このような戦術上の概念を国家戦略に応用できるものか、という疑問があってしかるべき」と述べています。日本は三万キロにおよぶ海岸線をもつ国であり、しかも戦略的・作戦的には包囲された状態の「内線」の位置にあり、きわめて守りにくい。どこからでも攻められるが、これに対して積極的な攻撃ができないということです。
「専守防衛」では日本の安全保障は成り立たないわけです。にもかかわらずそれを唱えるとなれば、それは、あらゆる安全保障の施策に反対する国内勢力に向けたスローガンにすぎないと、藤井氏は批判しています。それではどうすればいいのか。地理的条件が変わらないのであれば、明治日本がとっていた「開国進取」の考え方に立ち戻り、問題が起きれば「前に出てさばく」路線に転換するしかないと藤井氏は結論しています。
「防衛大綱」以下の項目は、特に防衛省/自衛隊にかかわる問題ですが、これも含め、本書から浮かびあがってくるのは、「憲法九条」の文言と主権国家が当然なすべき祖国防衛という、もともと整合性がとれるはずのない二つの命題を、なんとかかんとか取り繕ってきたしわ寄せが、最前線にいる自衛隊の上にのしかかっている、という図です。
 日本がまともな主権国家となるために、いま何が必要なのか。本書をお読みいただければ、その答えはおのずと明らかになるかと思われます。

2011年12月15日 (木)

皮膚を動かせば健康になる

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宮田トオル・著

四六判並製/168頁/定価1365円/2011年12月

●簡単な「操作」で驚きの効果。気軽に実践できる究極のセルフメディケーション!
 本書が提唱するのは「自分の手であちこちの皮膚を動かすだけ」という、とてもシンプルな健康法です。そんなことで効果があるのかと疑問に思われるかもしれませんが、メディカルトレーナーとしてさまざまなタイプの患者さんに接してきた著者には、経験にもとづいた確信があります。皮膚の上に手を置いて、指や手のひらで皮膚を上下左右にゆっくり「動かす」ことによって、人間の身体はバランスを取り戻すのです。膝の痛み、腰痛、五十肩、肩こり、股関節の痛み、肘や手首の痛み、外反母趾、背骨や骨盤まわりの痛み、内臓の不調、偏頭痛……といった症状に効果を上げてきた皮膚の操作方法を、本書ではイラストを使ってわかりやすく解説しています。
 従来の健康法は身体の「内側」にばかり意識が向いていたのではないか、と著者は指摘しています。筋肉や関節、血管、内臓が重要なのはいうまでもありませんが、身体の内側は自分ではなかなか意識しにくいうえに、その状態を把握するには高価な機械で検査をしたり、専門のトレーナーの指導をあおいだりする必要があります。その点、皮膚は体の表面にありますから、自分の目で確認することができ、細かな調整も自在です。そして、いつでもどこでも簡単にできるというのが、この皮膚体操の大きなメリットです。お金も手間もかからない「頑張らない健康法」に、ぜひ楽な気持ちでチャレンジしてみてください。

★本書より★
・皮膚を調整することで筋肉、関節、内臓を調整する
・皮膚は外部の情報を体内に伝えるセンサー
・皮膚を動かすことで身体の緊張を「戻す」
・皮膚を動かして、頭痛・肩こりを解消する
・身体のパーツ別・効果的な皮膚体操
・五つの基本動作――スライド、つまむ、伸張、巧打、回す

ある警察官の昭和世相史

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原田弘 著

四六判 上製 248ページ 定価1890円 2011年12月

警察官はつらいよ。警察官という仕事と人生を描く。写真・資料多数。

●警察官の日常を描いた珍しい回想記
 著者は本書にあるとおり昭和二十年に警察官となり昭和六十年で退官するまで、四十年間警察官一筋に勤め上げた人です。途中即席英語教育を受けて占領軍のМPに付き従う通訳警察官(通称МPライダー)として派遣されていた期間はありますが(この体験は小社既刊『МPのジープから見た占領下の東京』に詳しい)、一貫して警視庁の警察官としてさほど出世もせず、つねに現場や街の中で過ごした人生でした。本書はその警察官人生の回想記ですが、功成り名を遂げた警視総監や名物刑事の回想はよくありますが、一介の警察官の回想記は珍しいうえに、ものを書いたり記録したりする趣味があり、下積みの警官の目から見た日常や世相が生き生きと描かれた貴重な読み物となっています。

●昭和の重大事件の記録と警察官風物誌
 本書の内容は二つに大別されます。一つは昭和の重大事件を目の当たりにした体験談であり、もう一つは警察官の勤務や給料や制服や交番や制度についての体験と資料をあたっての記録です。前者では東京大空襲下の消火活動(前歴は消防夫だった)やマッカーサーの警護、荒れ狂うデモ警備や爆弾テロ警備、三島事件当日の思い出などなど。とくに大成建設爆弾テロ事件では爆風に吹き飛ばされるという危険にも遭遇しています。後者では安月給や交番勤務の辛さをなげき、終戦直後の制服のいい加減だったことなどがつづられます。どの記述も著者の温厚な人柄がしのばれるちょっとユーモラスな筆致で進められ、思わず微笑んでしまうエピソードが満載です。
 デモ警備で負傷した著者を病院では「権力の手先」としてデモ学生の治療が優先され、後回しにされた苦い思い出がつづられる個所がありますが、辛いことが多い割には報われない警察官という職業に著者は複雑な思いを抱くと同時に誇りの感情も持っています。本書はまた現役警察官へのエールでもあります。ユニークな回想記だといえましょう。

2011年12月 8日 (木)

子規に学ぶ俳句365日

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『週刊俳句』編

四六判 並製 216ページ 定価1575円 2011年12月

俳句をやるなら「俳句」というジャンルを作った子規に立ち帰れ。
俳句の真髄がわかる本。

●「俳句」というジャンルを作った元祖の作品に学ぶ
 本書は好評だった既刊『虚子に学ぶ俳句365日』に続けて第2弾として刊行された本で、前作が高浜虚子の俳句を取り上げていたのが、今回は虚子の師である正岡子規の作品をテーマにしています。虚子といい、子規といい、明治中期以降に「俳句」という形式を作った(それ以前は俳諧であり、その発句だった)、近代俳句の祖ともいうべき人たちであり、今日でもその作品群は豊穣で多彩な魅力に溢れています。今、ふたたび俳句ブームともいうべき現象が起きていますが、「俳句らしさ」や「俳句的なるもの」を彼らの作品から知ることは大いに句作の参考になります。とくに子規は俳句という名前を作った元祖であり、今日の俳句愛好家には、俳句の真髄を知る格好の作品群なのです。

●『坂の上の雲』で注目される子規という天才
 柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺
 いくたびも雪の深さを尋ねけり
 鶏頭の十四五本もありぬべし
 正岡子規は慶応三年、四国松山生まれ、三十四歳で病没するまでの短い間に二万句以上の句作をして、漱石や秋山兄弟(司馬遼太郎の『坂の上の雲』の主人公)などと交流を持ち、明治中期の文化に大きな影響を与えました。NHK放映の『坂の上の雲』では香川照之が子規を演じて注目を集めています。早世した天才といっていい人物であり、才気あふれる魅力的な人間です。本書では各所で子規の評伝的なエピソードや、句の背景などを短文で紹介しており、子規の俳句の世界を十分に味わえるような構成になっています。前作と同様ネット上の俳句誌『週刊俳句』につどう若手の俳人たちが現代の視点から解説を加えているのも楽しい読み物になっています。子規を味わうための簡にして要を得た一冊です。

何でもごちそうに変わる
魔法のイタリアンソース

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青木敦子(あおき・あつこ)著

A5判オールカラー/96ページ/定価1575 円/2011 年12月


テレビやラジオで活躍中のイタリア料理研究家&フードコーディネーター、
青木敦子さんの待望の最新刊

パスタ、リゾット、パン、サラダ、肉・魚――
ソースがあれば何でもラクラク味つけ!

イタリア料理はソースが決め手。本書では誰でも簡単にマスターできる10種類のイタリアンソースを紹介。つくり方の基本から、ソースを使ったレシピ、つくりおきに便利な保存法やストックレシピまで、いろんな方法でソースを活用するワザが詰まった一冊です。どんな食材にも合うソースなので、冷蔵庫の残り物や大量買いした肉や野菜などにも無駄なく使えて、便利です。忙しい方も、おうちイタリアンをもっと充実させたい方も、おもてなしにも、オールマイティに役立ちます。イタリアンの入門書として、ぜひおすすめしたい一冊です。

10の魔法のイタリアンソースで
料理のレパートリーは無限に広がる!

トマトソース
イタリア流ホワイトソース
ジェノヴェーゼ
バーニャ・カウダ
アーリオ・オーリオ
ペペロンチーノ
ツナソース
赤ワインのソース
マリネ液
チーズクリーム
パプリカのソース

著者紹介
イタリア料理研究家・フードコーディネーター・イタリアAISO 認定オリーブオイルのソムリエ・栄養士。宮城県仙台市出身。実践女子短期大学家政科卒業後、テレビ番組などのフードコーディネーター・アシスタントとして スタート。1997 年から1 年間イタリアフィレンツェにて語学・料理留学。その後、ミラノ、トリノ、ボローニャ、レッチェとイタリア各地で料理を学ぶ。東京・代官山でイタリア料理教 室「Ambrosio( アンブロジオ)」を主宰。著書に『調味料を使うのがおもしろくなる本』『調味料ってすごい!』『バターを使わずオリーブオイルでつくるお菓子とパン』(以上、扶桑社)などがある。

2011年11月21日 (月)

名句集100冊から学ぶ俳句発想法

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格調ある句集から、個性的な現代句集まで知られざる傑作を紹介してヒントに!

ひらのこぼ 著

四六判 並製 232ページ 定価1575円 2011年11月

●軽妙な解説で好評のシリーズ第五弾
「俳句発想法」シリーズは今回をもって第5弾を数えます。一冊目の『俳句がうまくなる100の発想法』が好評を持って迎えられて以来、その続編『俳句がどんどん湧いてくる100の発想法』、季語に注目した『俳句発想法100の季語』、古今の名人の発想をとりあげた『俳句名人になりきり100の発想法』とつづき、今回は「句集」に着目してみました。「句集」は毎年たくさん刊行されていますが(一説によると年間800点以上)、きわめて少部数だったり、私家版的なものが多く、一般の目に触れるものは少ないかもしれません。しかし、芭蕉以来、「句集」は俳句の表現として王道であり、誰しもいつかは作ってみたいと思う最終形態でもあります。この本では戦前から最近までの主だった句集を選び、作者がどういう意図で句集を編んでいるかを学び、その方法論を自作のヒントにしようというねらいがあります。といってけっして堅苦しい入門書ではなく、このシリーズが人気がある所以の軽妙な解説と実作の紹介で、一般の俳句入門者が気軽に読める実用書となっています。

●多彩な俳句の表現技法に魅入られるヒント満載の入門書
 どうしたら自分独自の世界や作風を作り出すことができるか、というところに俳句作りの難しさや楽しみがあるといえましょうが、本書はそのためのヒントがたくさん詰まった格好の手引きです。高浜虚子や久保田万太郎など定番の名句集から、外国人(ドゥーグル・J・リンズィー氏)の句集や大阪弁俳句(小寺勇氏)の句集、物理学者(花谷清氏)の物理学的俳句まで、きわめて個性的なものがたくさん選ばれています。あまり知られていないところでは亡くなった名脇役の成田三樹夫氏の『鯨の目』が取り上げられているのも目を引きます。「目が醒めて居どころがない」「手の冬蠅を見ている」といった山頭火ばりの自由律俳句の遺句集にはニヒルな役者だった氏の面影が漂っています。
 俳句の世界の多彩さ、現代俳句の知られざる面白さなどに触れてますます俳句の魅力に取り付かれること必定の一冊です。

風刺漫画で日本近代史がわかる本

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湯本豪一
46判並製/208頁/定価1470円(税込)/2011年11月

 

戊辰戦争からサンフランシスコ平和条約まで、
 激動の近代を象徴する漫画200点を収載!

 著者の湯本豪一氏は、妖怪史料の発掘・研究で有名だが、同時に近代の「漫画」の収集・研究においても日本有数の方。その湯本氏が、明治・大正・昭和期の新聞・雑誌に掲載された「希少な風刺漫画200点」を通じて「日本近代史」の重要ポイントをわかりやすく解説したのが本書である。
 氏は本書の制作にあたり、専門図書館や古書店等に眠る膨大な数の近代の新聞・雑誌の中から、「非常に珍しく、かつユニーク」な風刺漫画のみを厳選してピックアップ。その大多数がビジュアル資料として初めて紹介される作品だ。
 風刺漫画は、近代日本の世相を克明に描いてきた。幕末、横浜においてワーグマンが創刊した漫画雑誌『ジャパン・パンチ』は、文明開化に浮かれる日本人をユーモラスに風刺した。明治10年創刊の漫画雑誌『団団(まるまる)珍聞』は、藩閥政治を批判して自由民権運動をバックアップする論陣を張り、宮武外骨の『滑稽新聞』(明治34年創刊)などの風刺漫画雑誌を誕生させるきっかけとなった。大正・昭和期には新聞にも広く漫画が描かれるようになるが、やがて日中戦争、太平洋戦争へと向かうなかで言論統制が強化され、描かれる漫画も敵国風刺と国民の鼓舞一色となった。終戦後、漫画は、言論抑圧から解放され、占領下から国際復帰への道を歩む日本の社会状況を鋭い視点で描いていく。
 風刺漫画は、近代日本の歩みと時代の空気を伝える絶好のビジュアル資料である。文字情報とは違った視点で日本を振り返ることのできる貴重な一冊だ。

○もくじ
戊辰戦争/文明開化/廃藩置県/徴兵制/西南戦争/自由民権運動/日清戦争/日英同盟/日露戦争/大逆事件/第一次世界大戦/シベリア出兵/関東大震災/満州事変/日中戦争/南進政策/ミッドウェー海戦/本土空襲/特攻隊/ポツダム宣言受諾/財閥解体/農地改革/極東国際軍事裁判/日本国憲法/レッドパージ/サンフランシスコ平和条約……など「83の重要トピック」を収載

ブッダの脳
――心と脳を変え人生を変える実践的瞑想の科学

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リック・ハンソン、リチャード・メンディウス著 菅靖彦訳

四六判/上製/312頁/定価1890円(税込)/2011年11月


脳を変えることができれば、人生を変えることができる
 苛立ちや怒り、不安や憎しみなどの不快な感情におおわれたストレス生活が続く現代において、どうすれば心の平安と幸福感を得て、他者への愛情、クリアな叡智に満ちた人生を送ることができるか。現代人のこの切なる願いを実現する方法として、脳科学や心理学の専門家である著者たちは「瞑想」の手法を徹底研究し、実践ワークショップを主宰して高い評価を得ている。
 脳の状態を変えることができれば、感情を制御でき、他者や世界との関係性を良い方向に変え、人生の方向を変えることができる。脳の状態は心の状態によって変わり、心の状態は脳の状態によって変わる。この心=脳を望ましい状態にもっていく方法が「瞑想」なのである。

仏教の伝統的手法と、最新脳科学・心理学の知見を統合する
 仏教といえば、死生観や倫理観を語るものとしてのみ認識されることがあるが、たとえば禅宗などは身体性というものを徹底的に追究した方法論をもっている。最新の脳科学や心理学が得た知見と照らし合わせてみることで、著者たちはこうした仏教の手法がいかに理にかなっているかを認め、それを積極的に取り入れていく。
 本書では「四諦」「八正道」などの仏教の概念を引きつつ、同時に脳の生理的機能をふまえて人間のネガティブな感情がいかに生まれるかを理解し、それをポジティブな精神状態へと導いていく具体的な方法論が展開される。
「苦しみ」「怒り」「憎しみ」から「平常心」「思いやり」「優しさ」「愛情」そして「自己解放」「覚醒」へと導く方法としての瞑想はいかに可能なのか。本書は具体的かつ実践的にその手法を開示する「ガイドブック」として書かれている。興味深いのは、いわゆる仏教的な「空」「無」という概念ではなく、おもに「言葉」をよりどころにして自分の意識を変え、「心/脳」の状態を変えていこうとする手法であることだ。
 激烈な速度で変化する社会で、ストレスの限界を超えつつある現代人にとってきわめて新鮮に響く画期的な一冊である。

2011年11月14日 (月)

村瀬美幸の
おうちでごちそう 本格チーズクッキング

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おいしいチーズ料理が一冊に凝縮!
世界が認めたチーズのプロによる初のチーズレシピ集がついに刊行。

全レシピにおすすめワインの解説つき


村瀬美幸(むらせ・みゆき)著
定価1890円/B5判/オールカラー/96ページ/2011年11月

ソムリエ田崎真也氏推薦!「チーズ好き必読」
いつもの食卓のランクアップに、また、おすすめワインをそえておもてなしに。

主要なチーズをタイプ別に分類し、ひとつひとつ解説。さらに、それぞれのチーズの特性を生かしたレシピを、65品掲載。カルパッチョ、カルボナーラ、キッシュ、フォンデュ、ティラミスなど定番料理から、スペシャル創作アレンジまで、チーズの世界が楽しみながら広がります。チーズ、料理、ワインと1冊で3冊分お得な本書をパーティーシーズンにご活用ください。

村瀬美幸(むらせ・みゆき)
ナチュラルチーズ専門店フェルミエ愛宕店長。2008年カゼウス・アワード・ジャパン最優秀賞受賞、2009年インターナショナル・カゼウスアワード世界2位入賞。チーズのプロの国際大会で入賞した初の日本人。

「病気にならない人たち」は何をしているのか

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ジーン・ストーン著/内田真弓訳

四六判並製/368頁/定価1575円/2011年11月

●世界各地の「健康法」を著者みずから実践し、検証した結果をまとめた本!
 この本はたくさんの実用書を世に出してきたジャーナリストが、世界各地の「病気にならない人たち」を取材した結果をまとめた本です。著者は世界の健康人が実践しているさまざまな健康法を自分自身で試してみる一方、最近の科学的データとも照らし合わせながら、その可能性について詳細に検証しています。本書で取り上げる健康の秘密は全部で25項目ありますが、その中には「野菜中心の食事」や「ランニング」といったいかにも健康に良さそうな習慣だけでなく、「過酸化水素水に顔をひたすこと」や「土を食べること」など、ちょっとびっくりするような習慣も紹介されています。それらがどう私たちの健康に寄与しうるのか、著者の解説は明快でかつ知的刺激に満ちています。健康になるためのヒントを手早く得られるだけでなく、世の中に数多く存在している「健康法」への批評眼も身につく一冊です。

【本書から】
●カロリー制限【本書「秘密3」】先進国の人間が苦しんでいる病気の多くは摂取カロリーを抑えることでかなり症状を改善できることがわかっている(その際には栄養価の高い食品を意識的に摂ることが必要)。
●ニンニク【本書「秘密9」】ニンニクの効能については大昔から知られていた。古代エジプトでは持久力をつけるために、ピラミッドをつくる労働者にニンニクが与えられた。エジプト人奴隷が一度だけ反乱を起こしたのはニンニク不足が原因だった。
●ビタミンC【本書「秘密24」】現在、さまざまな可能性が見えてきているビタミンCだが、現時点で明らかなのはサプリメントで摂るよりも果物や野菜から摂ったほうがよいという点である。

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