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2009年3月23日 (月)

2009年版 プロ野球 問題だらけの12球団

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小関順二・著

四六判並製/224頁/定価1470円/2009年3月

●過去10年間の「選手獲得・育成」のプロセスを徹底検証!●
 2000年に刊行されて以来、イヤーブックとして10年目を迎える今年度版まで、本シリーズは一貫して各球団の「選手獲得・育成のプロセス」を検証しつづけてきました。そのプロセスこそが球団の真の実力をはかるのに最適の指標だからです。今年度版では、過去10年のドラフト全指名選手の成績を検証し、一定の数字を基準にチームごとに「成功選手」を選出しています。この「成功選手」が最多なのが昨年日本一の西武だというのは象徴的です。チーム力は「ドラフト力」なのです。
 プロ・アマ問わず膨大な数の試合を丹念にデータをとりながら見ること、そしてそのデータを照合していくことで、今まで見えなかったセオリーを導きだすのが著者の真骨頂です。クィック、走塁、二塁送球――さまざまな場面でストップウォッチを押してプレーを分節していくことで浮かび上がってくる「ニュース」があるのだということも、本書をお読みいただければわかります。野球というスポーツの奥深さが浮かび上がってくる、野球ファンには堪えられない一冊といえましょう。

[内容から]
●「成功選手」になる確率がもっとも高いのは大学からプロ入りする選手。ただし、タイトルを獲得する選手は、高校からプロ入りした選手のほうが多い。球界を代表する超一流プレーヤーは高校からプロ入りした選手が大半(松坂、ダルビッシュ、岩隈など)。
●高校から中・下位指名でプロに入る選手の成功率は4~5パーセント。だから下位ではあまり高校生を指名しない球団がある(西武、ヤクルト、オリックス)。一方、日本ハムはここ数年、「一年目からファームで試合に出られる程度の即戦力」という基準で高校生を積極的に獲得するという「実験」をおこなっている。
●過去10年間の勝率で巨人は中日に敗れている。長期的視野で選手を獲得・育成しなかった結果だが、その巨人が08年から変わりつつある。一方で阪神が、小手先の補強とドラフト戦略での迷走を繰り返し、巨人の失敗をなぞりつつある。

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