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2009年8月21日 (金)

プロの残業術。
―― 一流のビジネスマンは、時間外に いったい何をしているのか?

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長野慶太=著
四六判並製/208頁/定価1,365円/2009年8月

◎3000人以上の経営者に面接してきたコンサルの超プロが明かす、画期的な残業ノウハウ!

 近年、日本のビジネス界においては「残業ゼロ」が良い働き方だというイメージが定着した観があります。欧米のビジネスマンはメリハリをつけて働いており、日本人のような長時間労働はしないなどと言われたりもします。
 ところが、実際にアメリカを拠点としてヨーロッパなどでもコンサルタントとして活躍している著者によると、いまの日本の「時短」の風潮はどう考えても行き過ぎだといいます。不況のいま、仕事も減っている中でなんとなくこうした風潮に流されるままに働いている人たちは、年を取るほどに労働力としての競争力が衰えていき、今後の社会において厳しい立場に追い込まれる可能性が高いというのです。
 そこで、これまで無数のトップビジネスマンに接してきた著者が、豊富なコンサル経験をもとに、一流のプロフェッショナルの時間外の過ごし方とはいかなるものかということを紹介したのが本書です。
 曰く、「残業時間を『自分のための時間』に変える」「イレギュラータイムの効率化を最大化する」「単純作業は日中にやれ」「最も成果につながりやすい『時間割』をつくれ」「残業時間に得られる『成長の処方箋』を利用しろ」などなど。
 不況のもと、仕事へのモチベーションが落ちがちな昨今ですが、そんないまこそ粘り強くスキルを磨いていくことで、今後の展開が変わってくると著者は言います。これからの「新しい働き方」を提示する本書、厳しい時代を生きるすべてのビジネスマンに読んでもらいたい一冊です。

【本書より】
◎日本人の年間実労働時間は、近年急激に落ち込み、いまやアメリカ以下である。
◎アウトプットの高い仕事を生む心理状態(IPS)は、残業時間にこそ整う。
◎残業時間を「自分のための時間」に変えるため自分にご褒美を与える仕組みをつくる。
◎仕事の質は、それについて考えた時間の長さに比例する。
◎ルーティンに加え「イレギュラーなこと」をしない限り、成果が伸びることはない。
◎何かを書く時は残業時間に輪郭をつけて日中に整えれば、良質な文書を量産できる。

【目次より】

はじめに――その仕事のやり方で、あなたは本当に幸せになれるか?
Part1 一流になるにはなぜ「プロの残業」が必要か
 人間の潜在能力はあまり変わらない。では、なぜ差が出るのか
 受付嬢はこうしてヒューレット・パッカードCEOになった
 効率を上げるには、いつ働くのが正しいのか
 理想の残業術は、タイガー・ウッズが知っている
 残業時間に「見える」情報とは何か
 早く帰れば帰るほどあなたの重荷は増していく

Part2 残業時間を「自分のための時間」に変える
 あなたが「プロになる」ために必要なこと
 案件は「はい」と受け止めてから私的残業で戦略を練れ
 急いては事をし損ずる。「考える時間」を確保しろ
 人脈を広げる残業の習慣術
 私的残業でできる「一夜で自分を変える瞑想法」
 少数精鋭しか残らない環境をつくれ

Part3 「一流の仕事」を生み出す、時間外の行動力
 最も成果につながりやすい「時間割」をつくる
 ハンディはあるほうがいい。ハンディの克服で力を伸ばせ
 書く仕事は、残業時間に輪郭をつけて日中に整えろ
 なぜ外資系企業の社員はアウトプットが高いのか?
 本当にあなたを育てる研修は「非売品」
 自分だけの作戦本部を持て
 私的残業で「悪い情報」をどんどん集めろ

Part4 一段上の「イレギュラーワーク」で力をつける
 ワタミ社長の言う「24時間闘争」とは何か?
 「5時に帰るアメリカ人」はどう働いているのか
 イレギュラーな時間にイレギュラーな仕事をする
 飲み会は遅刻しろ!
 残業時間に得られる「成長の処方箋」を利用しろ
 イレギュラータイムの効率を最大限に上げる
 仕事が速い人は「一回し」がうまい
 部下の残業の「終了時間」を決めろ

Part5 それでも残業がつらいというあなたへ
 ストレスをなくすには「病原」を正確に特定しろ
 その残業は、本当にあなたのためになっているか?
 感動はただでは手に入らない

 おわりに──夢は追うけど急がない

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