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2011年2月21日 (月)

原京一写真集 蒸気機関車の記憶

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A4判 並製 96ページ オールカラー 定価3570円 2011年2月

伝説の鉄道カメラマンが遺した作品を編んで作られた蒸気機関車の傑作写真集。

SLの魅力が一杯の美しい、見事な写真。

伝説の名カメラマンによる初めての写真集

原京一さんは十年ほど前に惜しくも五十歳で亡くなられたプロカメラマンであり、とくに鉄道の写真、蒸気機関車の写真が得意の方でした。一九七〇年代まだSLが現役だった当時の日本各地を訪ねて多くの写真を撮り、鉄道雑誌等に発表して人気のあった人です。氏の得意は夜の汽車の長時間露光による幻想的な写真です。今でも一部の鉄道マニアの間には彼の写真を懐かしむファンが居るほどです。今回未亡人が残された作品、フィルムから傑作写真をえりすぐり、氏の初めての写真集である本書を作りました。惜しまれていた才能、惜しまれていた作品が、見事によみがえった写真集となりました。

●未亡人が残された作品から編んだ傑作写真集

 原京一さんは写真学校の教授として多くの生徒を教えた人でもあります。写真技術に関する正確な理解、カラー撮影法、自己表現法など本格的な知識を備えたカメラマンでもありました。そんな彼ならではの作品がこの写真集には溢れています。夜の汽車というのは彼が学生時代から持っていたモチーフです。暗い光の中で黒光りのする鉄の塊である蒸気機関車が疾走する。まるで宮沢賢治の銀河鉄道のような世界がそこにはあります。彼が生涯をかけて描きたかったテーマの一つです。それが死後十年がたってこうして未亡人の手によって刊行されたのです。本書は鉄道ファンのみならず多くの人に喜ばれる魅力ある写真集となっています。

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