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2011年6月10日 (金)

理系の人はなぜ英語の上達が早いのか

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東京農工大学准教授 畠山雄二著

四六判並製/192頁/定価1470円/2011年6月 

本書を3回読めば、英語の読み方はガラリと変わる

「科学雑誌」を読むだけで「使える英語」が自然と身につく

●英語学習は「何」を読むかで成果が決まる
 本書は東京工業大学と東京農工大学で学生たちに大人気の英語講座のエッセンスをまとめたものです。大学受験時には文系学生のほうが理系学生よりも英語ができるのですが、卒業後社会に出てから英語を実務的に使いこなしているのは理系の人のほうが多いのが現実です。文系の人は高度な文法知識を持っていても、うまく使いこなせないため様々な英語教材に手を出しては、失敗してしまっている方が多いのではないでしょうか。
 では、なぜ理系の人のほうが英語上達が早いのか。著者によると、読んでいる英語に差があると指摘します。著者は「英語の力」をつける最高の教材は「科学記事」であると断言します。なぜなら科学記事はネイティブでもノンネイティブでも世界の誰が読んでも正しく理解できるようシンプルで正確な英文法で書かれている、英語のお手本だからです。 世界の一流科学雑誌は、厳しい審査を通りぬけた英語教材の宝庫というわけです。
 理系の大学では1年次、2年次に「科学記事」をベースに徹底的な英文読解の訓練をしています。それが社会に出たあとの「差」になっているのです。
 本書は、全10コマの講義形式となっており、それぞれの講義を通読することで、結果的に英文とはこういうふうに読んでいけばいいのかがわかるように書かれています。

●本書で紹介する「脳内文法」をマスターすれば、英語の読み方が驚くほど変わる
 理論言語学の研究者である著者の研究対象は英語ネイティブの頭の中にある「脳内文法」です。英語ネイティブがどう英語を読み、意味を理解しているかを基にした「脳内文法」は、日本の学校で教わる「日本人がつくった英文法」とはまったく違います。このネイティブの「脳内文法」を本書を通じて身につけることで、読了後には、これまでと明らかに英語の読み方が変わってくることが実感できるのです。まさに読んでいるだけで、頭の中が英語ネイティブ回路に変わっていくという、画期的な英語上達法なのです。
 “英語公用化時代”に向けて、本書がお役に立つことを願ってやみません。

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