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2012年11月14日 (水)

俳句開眼 100の名言

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四六判並製 二二四頁 定価一五七五円

古今の入門書100冊を集約した最強の入門書。
100個もあれば、ひとつぐらいは自分にピッタリのヒントがある。

●たくさんある俳句入門書の「結論」だけをいただく

 俳句の簡単な上達法を書いた著者の『俳句がうまくなる100の発想法』以下5冊の既刊書(草思社刊)はいずれも好評を得ています。ちょっとユーモラスで新しい俳句へのアプローチが新鮮に感じられるからでしょう。著者は今回もとても簡単な上達法を読者に伝授してくれています。俳句入門書というのは古今たくさん出ていますが、とかく精神論が多く、いくら読んでも実際には役に立たない。そこで著者はこれまで名著といわれる100冊の俳句の本から「結論」だけを一言で抽出してみました。中に書かれている核心の一節を名言として掲げてみたのです。こうすると回りくどく書かれている俳句上達法がすっきりとわかるようになります。

●達人たちの言葉でたちまち俳句開眼すること必定
 たとえば、いくつかの名言をあげてみてみましょう。

「深は新なり」(高浜虚子『俳句への道』より)
 ――新奇なものに目を向けるより身近なものを深く掘り下げるとよい。例句として「あめんぼう何もしてない後ろ足」(中原幸子)。
「俳句は白黒テレビ」(飯田龍太『龍太俳句作法』より)
 ――カラーだと色がべたべたとついて輪郭が分かりにくい、光と影の白黒でスッキリとまとめる。例句「湯煙のまっすぐに立つ良夜かな」(深見けん二)
「俳諧は三尺の童にさせよ」(松尾芭蕉/服部土芳『三冊子』より)
 ――童子のように無心に見て素朴な感興を詠むこと。例句「福引のかんらかんらと回りけり」(辻桃子)

 など例句を巧みに使って俳句開眼のヒントを著者はあげていきます。「なるほど」とうなずける達人たちの言葉で、たちまち俳句がうまくなること必定です。

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