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2013年7月

2013年7月22日 (月)

「世界最速の男」をとらえろ!
――進化する「スポーツ計時」の驚くべき世界

1989

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織田一朗著
四六判/並製/240頁/定価1680円(税込)

世界陸上やオリンピックのもうひとつのドラマ「スポーツ計時」!
 この夏、世界水泳、世界陸上と相次いで世界大会が開催されます。世界記録は毎年のように塗り替えられて、男子100m走ウサイン・ボルトの世界記録がいつ誰に破られるか注目を集めています。
 千分の1秒から数万分の1秒の精度で測定されるその「記録」は、どのように判定されるのか。これは競技そのものにも増してドラマチックでまた厳しい技術進化の世界です。東京五輪で世界にその計時技術の高さを見せつけたセイコー社出身の著者が、この「スポーツ計時」の驚くべき世界を、その歴史から最新状況、さらに未来にわたって紹介するのが本書です。
 意外な驚きのエピソードに満ちた本書は、世界陸上等の大会観戦と合わせて読んでいただきたい一冊です。

 本書の内容より
  ・2位が1位のタイムを上回る?
  ・タイムではなく着順がすべてだった時代
  ・電子計時がスポーツを変えた
  ・1000分の1秒単位で着順を判定
  ・同タイムなのにメダルの色が違う
  ・ゴールでジャンプするスキー選手
  ・人間のタッチと水圧を判別する/競泳
  ・センサーを補完する電子の目
  ・ピストルは0.5秒速かった?
  ・5日で消えた「世界一速い男」
  ・テレビが変えるスポーツルール
  ・「0.1秒未満」で反応できる人たち……ほか

2013年7月18日 (木)

本当はあなどれない 中学英語おさらい検定

1987

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晴山陽一 著 
四六判並製/192頁/定価1260円

●中学3年分の英語がたった72問に凝縮。効率的に自分の苦手がわかる!
本書は、
 ・中学英語ってどんな内容だっけ?
 ・自分はどれくらい覚えているだろう?
という気軽な興味さえあれば、クイズ感覚で楽しく問題を解きながら、いつのまにか中学英語全体を再復習できる夢のような本です。忙しくてなかなか英語学習に時間がとれないという方には特におすすめです。本書を開けば、通勤の途中、お昼休みのちょっとした時間も、たちまち英語学習時間に変わります。
 40年もの長きにわたり英語教育研究に携わってきた著者は、「英語はきちんと順序立てて勉強すれば、難しい言語ではありません」と強く断言します。本書をゲーム感覚で楽しみながら、中1、中2、中3の英語を順におさらいすれば、誰でも英語の土台を築き直すことができるのです。

●英語上達のカギは自分の英語力のセルフチェックから!
 英語を再学習したいという人は年々増えていますが、実際には多くの学習者が自分の英語レベルに合わない参考書を使っているために挫折したり、思うように英語が上達しないという大変残念な問題が起こっています。
 本書は、その問題を解決すべく、英語から久しく遠ざかっている人が、本格的に英語を再学習する前に、英語力をセルフチェックできるよう「検定試験」の形でまとめられ、自分の弱点を短時間でつかめるようにしました。頭のウォーミングアップを兼ねて、気軽に力試しをするつもりでぜひ挑戦していただければ幸いです。意外にあなどれない中学英語の奥深さに気づき、語学学習の楽しさが再発見できる一冊になっています。

 【例題】quit, speak のどちらかを適切な形にして(   )内を埋めてください。
(1) We must practice (        ) English every day. 
(2) He decided (       ) the company. 
→答えは本書118ページの3と4に。

2013年7月16日 (火)

雲のかたち立体的観察図鑑

1988

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文と写真 村井昭夫
A4判変形[220mm×198mm]/並製/144頁/定価1,995円

◆いろんな角度から雲を見てかたち、大きさ、奥行きを実感する本。3D写真も掲載!
 何ごとも、いつも同じ方向からばかり見ていては、本当の姿はわかりません。本書は普段見慣れた雲を、さまざまな角度から見ることによって、その美しさを再認識し、雲の本当の姿を立体的に捉える本です。 
 空高くにある奇妙なかたちの雲を見て、あれは垂直に伸びているのだろうか、それとも水平に伸びているのだろうか、と考えたことはないでしょうか? あるいは、空にどうやら二つの雲の層があるように見えるとき、その雲の高さの差はどれくらいなのだろうか、と考えたこともあるのでは?
 本書はそんな疑問に写真で答える本です。飛行機に乗って、横から上からナナメから、あらゆる角度から撮影した美しい雲の写真を掲載して科学的に解説、地上からはなかなかわからない雲の本当の姿を紹介します。
 それだけではありません。本書の著者は雲の3D写真の第一人者。本書は初めて雲の3D写真も掲載し、まさに空に浮かぶ雲の奥行きを実感できるものになっています。迫り来る積乱雲のかなとこ雲の迫力や、陸上で湧いた地表すれすれの雲が雪崩のように海へ向かう姿など、飛行機から捉えたさまざまな雲の姿を3D写真にしています(「平行法」で見られます)。この3D写真は特殊な撮影法により、実際に飛行機に乗って雲を見るよりも立体感・奥行き感が強調されて見えるので、雲の立体的な姿・かたちを捉えるにはうってつけ。その美しい世界に魅了されることは間違いありません。

◆科学的な解説と美しい写真が新しい雲の世界を見せてくれる
 本書に掲載されている飛行機からの雲の写真には、驚くべき雲の姿がたくさん写っています。たとえば、山脈にせき止められる雲、泡立つように成長する積乱雲の上に美しい「ベール雲」が輝く姿、縞模様になって整列する雲や、一直線に並ぶ雲も。このような写真を見ると、私たちは普段、たとえるならば深海にいるカニのようなもので、毎日空を見上げてはいても、空の広がりが作る雲の世界のごく一部しか見ていないということを思い知らされます。
 本書の著者は、気象予報士で、前著『雲のカタログ―空がわかる全種分類図鑑』(共著)では科学的な雲の分類をすべて写真で紹介し、大好評を得た気象写真家です。その写真はたんに美しいだけでなく、科学的に見ても興味深いものかどうかという視点で撮影されており、普段は気づくことさえない雲の世界の広がりを見せてくれます。
 猛暑が予想されるこの夏、ダイナミックに発達する積乱雲は全国各地で毎日のように見られることでしょう。本書を片手に夏休みに親子で積乱雲を楽しむ、あるいは飛行機で行く夏の行楽に携えて空からの積乱雲観察にチャレンジする、というのもいいかもしれません。さまざまな楽しみ方ができる一冊です。

※上のオビの掛かった装幀写真を拡大すると、3D写真の見本があります。ぜひお試しください!

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