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2013年9月11日 (水)

声に出して読みたい志士の言葉

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齋藤孝(さいとう・たかし)
四六判 並製 224ページ 定価1470円

生きる勇気が湧いてくる維新の志士たちの熱血の名言集。
志があれば活力が生まれ、「精神の軸」が生まれる。

●幕末維新だけじゃない「志」をもって生きること
 この本は吉田松陰をはじめ坂本龍馬、高杉晋作、西郷隆盛など幕末から維新後にかけて活躍した、いわゆる志士たちの言葉を集めて、著者が解説した本です。この時期、日本が存亡の危機に陥っていたなかで、多くの偉才、英傑が輩出しました。彼らの残した言葉には、その切迫した状況の中で、真摯に発せられたものが持つ、強さ、英知、輝きがあり、今日読んでも我々を強く打ちます。「志士」というのは論語に起源を持つ言葉ですが、自分ひとりの我欲や功利に陥ることなく、自分を超えた公の価値を信奉し、その実現のために生きることを選んだ人間ということでしょうか。著者は「まえがき」の中で、そう考えれば、これは維新の時代に限ることはない、現代に生きる我々も「志士」であることができるのではないかと言います。むしろ今日、混迷した時代の中で「志」をもって生きることの重要性を繰り返し強調しています。

●精神の軸を作ろう
 「志」を持つことは精神の軸を持つことだと著者は述べています。体の軸を作ることが鍛えることになるとよく言われますが、精神においても同様です。精神の軸を持ち、生きる目的を持っている人は強い。いくつかの言葉をあげてみましょう。

それ志の在る所、気もまた従う――吉田松陰
日本を今一度せんたくいたし申し候事――坂本龍馬
命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり――西郷隆盛
面白きこともなき世をおもしろく――高杉晋作
非常の難を救う者は、非常の行なくんば有るべからず――中岡慎太郎

面白い言葉、元気になる言葉目白押しで、いちど声に出して読んでみてください。齋藤孝氏による秀抜な解説付きで、志士たちの気分になれること必定です。

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